またまた沖縄の実話怪談にハマる
続けて読んでいます!!
小原猛さんの沖縄の実話怪談(怖)
今回は沖縄の出版社ボーダーインクから出ている本です
「いまでもグスクで踊っている」小原猛

思えば、私が初めてこの著者の本を読んだのが
ボーダーインクから出た「琉球怪談」でした
その後、各都道府県ごとの実話怪談本が沢山出ましたが
やはり、著者の筆力と単なる”心霊現象”として
カテゴライズされない怪異話が出色ですね
今までも書いてきましたが
物の怪、ノロやユタ、神人の民俗学的な呪術
琉球時代から沖縄戦~アメリカ統治時代を含めた
複雑な要素が絡んで濃い怪談を生み出している沖縄の歴史
これがただ単に怖いだけでない「もの悲しさ」を読者に伝えてきます
タイトルになった「いまでもグスクで踊っている」などは
怖さの中にしんみりと哀しみが宿る
民話と実話怪談とルポルタージュが複合した力作です
特にオススメなのが
最終章の著者の体験談です!
若いころ、京都から訳あって?渡った宮古島で
無為な日々を送るうちに起こった怪異
そして地元京都へ戻る前に初めて会ったユタとの驚愕のエピソードなど
著者が現在のプロフィールを形成する元となった話の数々に
思わず「…マジで?」(汗)と呟いてしまいました

いまでもグスクで踊っている (琉球怪談コレクション) - 猛, 小原

琉球怪談―現代実話集 闇と癒しの百物語 - 小原 猛
小原猛さんの沖縄の実話怪談(怖)
今回は沖縄の出版社ボーダーインクから出ている本です
「いまでもグスクで踊っている」小原猛

思えば、私が初めてこの著者の本を読んだのが
ボーダーインクから出た「琉球怪談」でした
その後、各都道府県ごとの実話怪談本が沢山出ましたが
やはり、著者の筆力と単なる”心霊現象”として
カテゴライズされない怪異話が出色ですね
今までも書いてきましたが
物の怪、ノロやユタ、神人の民俗学的な呪術
琉球時代から沖縄戦~アメリカ統治時代を含めた
複雑な要素が絡んで濃い怪談を生み出している沖縄の歴史
これがただ単に怖いだけでない「もの悲しさ」を読者に伝えてきます
タイトルになった「いまでもグスクで踊っている」などは
怖さの中にしんみりと哀しみが宿る
民話と実話怪談とルポルタージュが複合した力作です
特にオススメなのが
最終章の著者の体験談です!
若いころ、京都から訳あって?渡った宮古島で
無為な日々を送るうちに起こった怪異
そして地元京都へ戻る前に初めて会ったユタとの驚愕のエピソードなど
著者が現在のプロフィールを形成する元となった話の数々に
思わず「…マジで?」(汗)と呟いてしまいました

いまでもグスクで踊っている (琉球怪談コレクション) - 猛, 小原

琉球怪談―現代実話集 闇と癒しの百物語 - 小原 猛
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