暴れる肝っ玉母さんの映画「スリービルボード」(※ネタバレあります)

濃い人間ドラマでした!

映画「スリービルボード」

画像


田舎町で起こった、未解決のままの殺人事件

苦悩する被害者の母親は

道端の3つの広告看板に

警察と署長への辛辣な意見広告を掲載する

当然、小さな町は騒然となり

数々の怒りと憎しみが連鎖してゆくが…


こう書くと重~いドラマになると思いますが

所々にユーモアと

先が読めない筋書き

そして役者たちの深い演技が重なって

誰一人としてステレオタイプの人間として描かれてないところに唸らされます!

アカデミー主演女優と助演男優賞などを受賞しているのも納得です


世の中には偏見、差別、憎しみや怒り、暴力にまみれて

完璧な人間などいないけど

それぞれ努力して最善を尽くしている

また、そこに善き変化をもたらすのも

実は憎しみあう人間関係であったり

不幸な出来事であるということに気づかせてくれる映画です


劇中、ふいに鹿が現れるシーンはとても美しいです

差別主義者のどうしようもない警官役のサム・ロックウェル

(映画「グリーンマイル」の極悪囚人役で有名ですね)が

自殺した警察署長の手紙を読んで改心してゆくシーンも感動します


母親役の女優フランシス・マクドーマンドの演技が凄いですが

広告反対派の歯科医師への逆襲や

さらに警察署への(そこまでやるか!?という)テロ行為?

息子の学校の生徒の股間を蹴り上げるなど

一筋縄ではいかぬバイオレンスな肝っ玉母さんぶりがクスリと笑えます

そしてラストシーンはあえて答えを用意していません

余韻を残しつつじんわりと「この先」を考えさせる深い

そしてエンターテインメントあふれる映画でした!

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